とむふぃんとおほしさま いるかのとむふぃんは、およぐのがだいすき。きょうはなかよしのぐれいしーたちとすぴーどきょうそう。 「よーい、どん!」 かもめのふぁるこんのあいずですたーとだ。ぐんぐんぐんぐんすぴーどあっぷ。ほら、だれにもおいつけないよ。 「どうだい、ぼくのこのおよぎ!ぼくはだれにもまけないぞ!」 おさかなのむれをつぎつぎおいぬいて、とうとうとむふぃんはいっちゃくでごーるいん。 「わーい。かった、かったー!」 「とむふぃんはおよぐのがはやいなー」 「だれもとむふぃんにおいつけないよ」 そのとき、ふぁるこんがいいました。 「どんなにはやくおよぐとむふぃんにも、ぜったいにおいつけないものがあるんだよ」 「え〜っ!?」 みんなはびっくり。 「とむふぃんにもおいつけないなんて、そんないるかがいるの?」 「あはは、いるかやさかなじゃないよ。それは、おそらのおほしさまさ!」 ふぁるこんは、くうちゅうをくるりととんでいいました。 「おほしさま?」 みんなはかおをみあわせました。 つづく・・・・・・ (2004.7.2) |